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一日千秋

一日いちじつせんしゅう
  • 出典:『詩経』王風・采葛(ウィキソース「詩經/采葛」参照)
  • 解釈:一日が非常に長く思われること。待ちどおしいこと。いちにちせんしゅう。もとは「一日三秋」。
  • 詩経 … 中国最古の詩集。三百五編。孔子が編集したといわれる。風(諸国の民謡)・雅(宮廷の音楽)・しょう(祭礼の歌)の三部からなる。風は国風ともいい、周南・召南・はいよう・衛・王・鄭・斉・魏・唐・秦・陳・檜・曹・ひんの十五に分かれる。雅は大雅・小雅の二つに分かれる。頌は周頌・魯頌・商頌の三つに分かれる。五経の一つ。十三経の一つ。『毛詩』『詩』ともいう。ウィキペディア【詩経】参照。
采葛さいかつ
彼采葛兮 一日不見 如三月兮
かつらん 一日いちじつわざれば 三月さんげつごと
  • 葛 … くず。
  • 三月 … 三か月。
彼采蕭兮 一日不見 如三秋
しょうらん 一日いちじつわざれば さんしゅうごと
  • 蕭 … よもぎ。
  • 三秋 … 秋の三か月。孟秋(陰暦七月)・仲秋(八月)・季秋(九月)をいう。また、三か月が三回で九か月とも。もしくは三度の秋で三年との意もある。
彼の采艾兮 一日不見 如三歳兮
がいらん 一日いちじつわざれば 三歳さんさいごと
  • 艾 … よもぎ。もぐさ。
  • 三歳 … 三年。
あ行 か行 さ行
た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
論語の名言名句