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直きを挙げて諸を枉れるに錯けば、則ち民服せん

直（なお）きを挙（あ）げて諸（これ）を枉（まが）れるに錯（お）けば、則（すなわ）ち民（たみ）服（ふく）せん
  • 出典：『論語』為政第二19（ウィキソース「論語/爲政第二」参照）
  • 解釈：正しい人間を登用して不正な人の上役（うわやく）に置けば、人民は服従するようになるだろう。
  • 論語 … 孔子（前552～前479）とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
哀公問曰、何爲則民服。孔子對曰、舉直錯諸枉、則民服。舉枉錯諸直、則民不服。
哀公（あいこう）問（と）うて曰（いわ）く、何（なに）を為（な）さば則（すなわ）ち民（たみ）服（ふく）せん。孔（こう）子（し）対（こた）えて曰（いわ）く、直（なお）きを挙（あ）げて諸（これ）を枉（まが）れるに錯（お）けば、則（すなわ）ち民（たみ）服（ふく）せん。枉（まが）れるを挙（あ）げて諸（これ）を直（なお）きに錯（お）けば、則（すなわ）ち民（たみ）服（ふく）せず。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「為政第二19」参照。
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論語の名言名句