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三年学びて、穀に至らざるは、得易からざるなり

三年さんねんまなびて、こくいたらざるは、やすからざるなり
  • 出典:『論語』泰伯第八12(ウィキソース「論語/泰伯第八」参照)
  • 解釈:三年も学問をして、俸禄を求める野心のない人物は、なかなか得がたいものだ。「穀」は、俸禄。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子曰、三年學、不至於穀、不易得也
いわく、三年さんねんまなびて、こくいたらざるは、やすからざるなり。
  • 三年 … 三年間。また、三年という年月に限らず、「年月が長いこと」という解釈もある。
  • 穀 … 禄。俸禄。
  • 至 … (俸禄を)求める。野心をもつ。
  • 不易得 … なかなか得がたい。めったにいない。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「泰伯第八12」参照。
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