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食は精なるを厭わず。膾は細きを厭わず

せいなるをいとわず。なますほそきをいとわず
  • 出典:『論語』郷党第十8(ウィキソース「論語/鄉黨第十」参照)
  • 解釈:ご飯は精白したのを好まれ、なますは細切りを好まれた。孔子の食生活を述べたもの。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
食不厭精。膾不厭細
せいなるをいとわず。なますほそきをいとわず。
  • 食 … 「し」と読む。めしのこと。
  • 精 … 精白したもの。
  • 不厭 … 好む。
  • 膾 … なます。牛・羊・魚の生肉を細切りにしたもの。大根・人参などを細く切って酢にひたした日本のなますではない。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「郷党第十8」参照。
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